伊那街道新城と長篠・設楽が原の古戦場
写真
設楽原決戦場まつり
決戦のあった場所で毎年7月に行われる
野田城
野田城は永正五年(1508)菅沼家が居城とした。 戦国時代、今川・武田・徳川などによって幾度も争奪戦が 繰り返され、天正十八年(1590)菅沼定盈が関東へ移封するまで続いた。
- 野田城解説
- 野田城跡
- 野田の戦い解説
- 野田城跡碑
新城市街の史跡
長篠の戦で功績を挙げた長篠城主奥平貞昌は信昌と改名。徳川家康の長女亀姫と結婚し新城城を築城、長篠城から移り住んだ。これが現在の地名の由来となっている。
庚申寺を過ぎると橋向の石柱道標が建っている。伊那街道と遠州・挙母街道が交差する辻であった。
大善寺には亀姫の墓がある。宗堅寺は菅沼家の菩提寺。墓地には菅沼家歴代の墓がある。永住寺は新城の俳人太田白雪の菩提寺。桜洲県立自然公園のなかを豊川がゆるやかに流れている。
- 庚申寺
- 橋向の石柱道標と三ヶ日道解説
- 橋向の石柱道標
- 橋向の石柱道標と三ヶ日道
- 大善寺
- 大善寺と亀姫解説
- 宗堅寺
- 宗堅寺解説
- 富永神社
- 富永神社解説
- 永住寺
- 永住寺解説
- 永住寺本堂
- 伊那街道(新城市栄町付近)
- 新城城跡
- 新城城跡解説
- 新城城跡
- 新城小学校旧校舎
- 豊川下流(桜洲県立自然公園)
- 豊川上流(桜洲県立自然公園)
設楽ヶ原古戦場
新城市街を過ぎて設楽原古戦場へと向かう。天正三年(1575)五月二十一日、織田・徳川連合軍と武田軍の激戦が連吾川を挟んでおこなわれた。馬防柵の構築と大量の鉄砲の威力が無敵を誇る武田軍の壊滅を招いた。
設楽原から長篠にかけて武将たちの墓が点在する。新城市設楽原歴史資料館の南隣にある信玄塚は武田軍を弔った大塚と徳川・連合軍側の死者を弔った小塚がある。毎年8月15日のお盆の夜おこなわれる「信玄原の火おんどり」は、合戦後、大量の蜂が発生し人々を苦しめ、武田の亡霊だと考えた村人たちにより松明を燃やして信玄塚で供養したのがこの祭りの始まりだと言われてる。
- 設楽原決戦地 信長軍本陣
- 設楽原決戦地と連吾川
- 馬柵(織田軍)
- 柳田前激戦地碑
- 岡崎信康本陣と織田信長本陣
- 徳川家康陣
- 徳川家康陣跡碑
- 常林寺と武田勝頼本陣
- 信玄塚「大塚」武田軍の戦死者を弔う
- 信玄塚「小塚」織田・徳川連合軍の戦死者を弔う
- 設楽原歴史資料館
- 原昌胤墓
- 甘利信康墓
- 土屋備前守直規の墓
- 川窪備後守詮秋の墓
- 望月甚八郎重氏の墓
- 山本勘蔵信供解説
- 山本勘蔵信供の墓
長篠城の攻防
設楽原を北東にある長篠城では、武田勝頼が率いる1万数千の 武田軍が、わずかの手勢で城を守る奥平貞昌を包囲していた。貞昌は救援要請のため鳥居強右衛門を岡崎に送った。信長と家康はすぐに救援の軍を送り設楽原に陣をおいた。この知らせを受けた武田軍は包囲を解除、設楽原へ軍を進めた。鳥居強右衛門は、帰城の途中武田軍に捕らえられ「援軍来る」と味方に叫び、磔の刑を受け世を去った。
- 長篠古戦場
- 医王寺山武田勝頼本陣跡の説明
- 医王寺と武田勝頼本陣
- 医王寺と武田勝頼本陣
- 大通寺
- 大通寺砦
- 寒狭川・宇連川合流点
- 長篠城跡
- 長篠城跡碑
- 長篠城址史跡保存館
- 鳥居強右衛門(すねえもん)説明
- 鳥居強右衛門磔の地碑
- 鳥居強右衛門磔の碑と鳶ヶ巣山砦跡
- 高坂又八郎助宣の墓
- 小山田五郎兵衛昌晟の墓
- 横田十郎兵衛康景の墓
- 馬場信房の解説
- 馬場信房の墓
- 松平尹忠墓
- 伊那街道を避けて寒狭川べりを落ちのびた
長篠近辺の名所
豊川は、長篠城址のある所で宇連川と分岐して北上する。宇連川沿には風光明媚な湯谷渓谷、湯谷温泉郷などがある。宇連川と豊川(寒狭川)の中間にある鳳来寺山がそびえる。標高695m、鏡岩(屏風岩)に代表される岩肌を露出した美しい山。山頂にある鳳来寺には東照宮などがある。
- 鳳来寺山
- 鳳来寺山山門
- 鳳来寺山東照宮
- 鳳来寺山本堂
- 湯谷渓谷
- 湯谷温泉峡
- 阿寺七滝
- 阿寺七滝
四谷千枚田
伊那街道を北上し海老の町並を過ぎ与良木峠に向かう途中の東側に鞍掛山の南西斜面に広がる山間集落四谷地区がある。千枚田は鞍掛山を水源に持ち、標高差は約210メートルにつくられた棚田。「四谷の千枚田」として知られている。
- 海老の町並
- 四谷千枚田
- 四谷千枚田
- 四谷千枚田
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